《桑原ゆう 入れ子物語》10.02.20
作曲家の桑原ゆうさんの作品に出演しました。
舞台上で集中力を最大限用いて、現実と極度に向き合ったら、その1時間は夢のように一瞬で過ぎ去りました。
現実と夢は違えたのでしょうか。いい本番だったとおもう。少なくとも、準備できたことは出し切った。それでも納得のいかない部分が残ってしまったのは悔しい。
楽譜上に刻まれた音楽を忠実に再現することを目指すこと、自分の音を相手の音に委ねること、相手の音や呼吸を導いて引き出すこと、自分がいままで感じたり学んだりしたものをものさしにして、それを4つ、5つ、6つ並べて、目盛りの合う瞬間を感じてひとつの舞台をつないでいくこと、至極難しかったけれど、愛おしかったです。僕も、いいチームだったとおもう。
ある日の練習風景

最終調整

頼れるふたり、cello泉ちゃんとピアニカまっぴ

再演は一ヶ月後

photos by Maya Aramaki
ani